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InfraTec社製 ハイエンドサーモグラフィ ImageIR®

高性能・多機能・高速赤外線カメラを世界的に展開するドイツInfraTec社のハイエンドサーモグラフィを紹介。
解像度はエントリーモデルの320x256、標準640x512、プロフェッショナル1280x1024や1920x1536を選択可能で各波長帯に応じた製品をラインナップ。レンズも顕微~望遠まで各種あり用途に合わせた提案が可能。
インターフェースはPCと親和性の高いGigEから高速データ通信可能な10GigE等を選択可能で、パソコン上でリアルタイムに熱画像が記録が可能。その他、ロックイン・オプションにより微小な温度解析や非破壊解析が可能。

デモ機あり(ImageIR® 8300 hp)
デモ・ご評価依頼受付中

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2024年4月: 無料Webinar(英語) -赤外線サーモグラフィの恩恵を受けるレーザー技術 開催

開催日程: 2024年4月24日(水) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2024年3月: 無料Webinar(英語) -ズーム機能を使用したサーマルイメージングの無限の柔軟性 開催

開催日程: 2024年3月20日(水祝) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2024年3月: 無料Webinar(英語) -まるごとサーモグラフィ:赤外線技術の世界をご案内 開催

開催日程: 2024年3月13日(水) 22:00~01:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2024年2月: 無料Webinar(英語) -サーモグラフィを使った気流解析 開催

開催日程: 2024年2月21日(水) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年11月: 無料Webinar(英語) -最高水準のハイスピードサーモグラフィ 開催

開催日程: 2023年11月7日(火) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年10月: 無料Webinar(英語) -ズーム機能を活用したサーマルイメージングの無限の柔軟性 開催

開催日程: 2023年10月26日(木) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年8月: 無料Webinar(英語) -まるごとサーモグラフィ:赤外線技術の世界をご案内 開催

開催日程: 2023年8月30日(水) 21:00~00:00(日本時間)
JAXA様特別レクチャ『たった2mmサイズの小惑星リュウグウのサンプルの、ImageIR®による熱拡散率の測定方法』も開催されます!
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年6月: 無料Webinar(英語) -サーモグラフィを使った気流解析 開催

開催日程: 2023年6月14日(水) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年4月: 無料Webinar(英語) -パワー半導体向け精密・非接触・高速サーモグラフィ・ソリューション 開催

開催日程: 2023年4月18日(火) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年3月: 無料Webinar(英語) -顕微サーモグラフィ:マイクロスケールでの非接触温度測定(InfraTec) 開催

開催日程: 2023年3月29日(水) 17:00~19:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年3月: 無料Webinar(英語) -まるごとサーモグラフィ:赤外線技術の世界をご案内(InfraTec) 開催

開催日程: 2023年3月22日(水) 22:00~01:00(深夜)(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2023年2月: ハイエンドサーモグラフィ ImageIR®のデモ機を導入

VGA高速・高拡張性モデル、ImageIR® 8300 hpのデモ機を導入しました。デモ・評価ご希望の方はお問い合わせフォームからご相談ください。
基本仕様等はこちらからご覧ください。


2023年 2月: 無料Webinar(英語) -電子部品・IC(集積回路)の検査におけるロックインサーモグラフィの活用(InfraTec) 開催

開催日程: 2023年2月9日(木) 18:00~20:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年11月: 無料Webinar(英語) -まるごとサーモグラフィ:赤外線技術の世界をご案内(InfraTec) 開催

開催日程: ① 2022年11月23日(水) 22:00~01:00(日本時間)  ② 2022年11月24日(木) 06:00~09:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年11月: 無料Webinar(英語) -改善されるエネルギーへのサーモグラフィの活用:再生可能エネルギーの高効率化と安全 開催

開催日程: ① 2022年11月10日(木) 18:00~20:00(日本時間)  ② 2022年11月11日(金) 06:00~08:00(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年10月: 無料Webinar(英語) -非破壊・非接触、効率的な材料試験 開催

開催日程: ① 2022年10月26日(水) 22:00~23:30(日本時間)  ② 2022年10月27日(木) 05:00~06:30(早朝)(日本時間)
詳細、お申込み方法等はこちらからご覧ください。


2022年 9月: 注目機能アクティブ・サーモグラフィのカタログを掲載

こちらからぜひ一度カタログをご覧ください。


2022年 6月: 新モデルをリリース!小型ズームサーモグラフィ『ImageIR 6300 Z』発売開始!

InfraTecのImageIR®シリーズに新モデルが登場。7.5倍光学ズームレンズ搭載、フルレンジ放射温度較正仕様でどんな画角でも±2%の高精度で温度測定できます。さらに、ドローン搭載用途などに適した小型設計(2kg)、メンテナンスコストを抑える長寿命クーラータイプです。(モデル一覧からカタログをご覧いただけます。)

ImageIR® モデル一覧・データシート

モデル 特長 解像度 フレームレート(Hz)*1 NETD
(mK)
ImageIR® 4300 QVGA画質のエントリーモデル 320×256 75 20 データシート(英文)
ImageIR® 5300 高速、低ノイズモデル 320×256 481 15 データシート(英文)

NEW!

ImageIR® 6300 Z

7.5倍光学ズーム、小型モデル 640×512 180
600*3
30 データシート
ImageIR® 7300 VGA画質のエントリーモデル 640×512 100 20 データシート(英文)
ImageIR® 8300 高拡張性モデル 640×512 205 20 データシート(英文)
ImageIR® 8300 hs 超高速1kHz、高温動作(長寿命)モデル*2 640×512 1004 20 データシート(英文)
ImageIR® 8300 hp
【デモ機あり】
高速、高拡張性モデル
SXGA化も可能*4
640×512
1280×1024*4
355 20 データシート(英文)
ImageIR® 9400 hs 高感度、高速モデル 640×512 622 20 データシート(英文)
ImageIR® 9400 SXGA画質のエントリーモデル
QWXGA化も可能*4
1280×1024
2560×2048*4
180 30 データシート(英文)
ImageIR® 9400 hp 高速、高拡張性モデル
QWXGA化も可能*4
1280×1024
2560×2048*4
180
622*3
20*3 データシート(英文)
ImageIR® 9500 輸出ライセンス緩和モデル
QWXGA化も可能*4
1280×720
2560×1440*4
120 25 データシート(英文)
ImageIR® 10300 Full HD画質モデル 1920×1536 113
400*3
22*3 データシート(英文)
ImageIR® 8800 VGA画質の遠赤外線波長モデル
SXGA化も可能*4
640×512
1280×1024*4
233 25 データシート(英文)

NEW!

ImageIR® 8100

高温測定向け
VGA画質 SWIR(近赤外)波長モデル
640×512 237 1000 データシート

NEW!

ImageIR® 9100

高温測定向け
SXGA画質 SWIR(近赤外)波長モデル
1280×1024 83 1000 データシート

*1 フルフレームでのフレームレート

*2 HOT T2SL検出器選択時

*3 ハイスピード(ビニング)モード(オプション)使用時

*4 マイクロスキャン(オプション)使用時

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特長

業界トップクラスの性能

InSbやMCT(※)、T2SLなどの超高感度冷却式量子型検出器を採用し各モデルで高水準を達成。
アクティブ・サーモグラフィや顕微レンズを使用した撮影、マルチスペクトル撮影などにおいてハイレベルな測定をサポートします。

※ MCT採用機種は中国への輸出が可能です。

HD画素対応

imageir_format_1920x1536 最大フォーマット 1920 × 1536 およそ3メガピクセルで広範囲の測定対象も細部まで正確に測定
オプションのマイクロスキャン機能を使用すれば、2560 × 2048での測定も

高速測定

imageir_format_1920x1536 3M フルフレーム 113Hz
サブフレーム 1,915Hz
imageir_format_1280x1026 SXGA フルフレーム 180Hz
サブフレーム 2,601Hz
imageir_format_640x512 VGA フルフレーム 1kHz(1,004Hz)
サブフレーム 30kHz(30,330Hz)
imageir_format_320x256 QVGA フルフレーム 481Hz
サブフレーム 105kHz(105,000Hz)

測定精度

imageir_measurement_accuracy 多くのモデルで±1%/±1℃を達成 正確で再現性の高い測定が行えます。

感度(NETD)

imageir_netd 最高感度(NETD)≦15mKモデル選択可能
多くのモデルで20mKを達成 微小な温度差を取り逃がしません。

波長選択性

imageir_waveband_selection 中赤外(ブロードバンド)、遠赤外からご用途にあったモデルをご提案します。
オプションの電動フィルターホイールに任意のフィルターを搭載しさらに細かく波長選択することも可能です。

専用ソフトウェア

InfraTec_software 高度な解析を感覚的に操作で行える専用ソフトウェア『IRBIS®3』ファミリーで測定をサポート。
オプションでリアルタイムでアクティブ・サーモグラフィの測定、解析ができる専用モジュールも追加できます。

豊富なオプション

任意のパラメーターのさらなる性能向上や、特定のご用途、測定手法に合わせたアクセサリ/機能の追加など、豊富なラインナップから自由にカスタマイズできます。
各オプションの詳細についてはこちらからご覧ください。

レンズ

imageir_lenses ご用途に合わせて豊富なラインナップからお選びいただけます。
広角レンズ望遠レンズマクロレンズ顕微レンズ固浸レンズ電動/オートフォーカス

電動フィルター・アパーチャホイール

imageir_filter_wheels 電動フィルターホイールを2台搭載可能、最大25通りのフィルタリングの組み合わせでお使いいただけます。
高速タイプも選択可能、また各種フィルタもご用意いたします。

10GigEインターフェース

imageir_10GigE 高速なデータ転送インターフェースにより高速撮影はもちろん、測定対象から数km距離が離れていてもカメラの制御・画像取得が可能に。

性能向上

高画素化
2560 x 2048(ImageIR®9400)での撮影も 入射光をずらして撮影し画素数を4倍に ※電動フィルターホイール使用
マイクロスキャン
高速化・高感度化
4画素を1画素として読み出し 3倍高速化・NETD向上
ビニング
ダイナミックレンジ拡張
1,000℃以上の温度差の撮影も ※電動フィルターホイール使用
MIT:マルチ露光測定HDR:高ダイナミックレンジ測定
長寿命クーラー
メンテナンス費用を抑える、20,000時間タイプのクーラーを選択可能

※一部モデルで対応。カメラシステムとしてのMTTFが別途規定されます。

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アプリケーション

高速サーモグラフィ

ImageIRⓇの高速撮影性能は、高速で動作している物体の温度測定や瞬間的な事象の温度変化を捉える測定に最適です。ウィンドウイング、またはビニング機能(オプション)によって画素数を減らして読み出すことにより、さらなる高速測定が可能となります。

例えば、高速で回転するディスクブレーキの制動時の温度分布は今までのカメラでは測定が不可能でしたが、ImageIR®とオプションのソフトウエア『IRBIS®3 rotate』を使用し、ラインスキャンモードで測定すれば、最大25kHzの測定が可能です。下の動画aのように、温度分布が一目で分かります。

動画a : IRBIS®3 rotate ディスクブレーキ測定
(ImageIR®を使用したブレーキテストシステム『TRC』使用)

動画b : IRBIS®3 rotate ABSブレーキの試験

適用アプリケーション例

タイヤ・ディスクブレーキなどの測定(高速回転体)CFRPレーザー加工プロセス最適化/モニタリング3Dプリンタプロセス最適化/モニタリング鉄・ガラス・樹脂など、マテリアルの熱応力分析風力発電用ブレード最適化/モニタリング

アクティブ・サーモグラフィ(ロックイン)

ImageIR®の非常に高い感度と高速撮影性能を持ってすれば、対象物の昇温に関係のある事象と同期をとりながらの撮影(ロックイン、または同期検波という)を行うことができます。これにより、ただ高速で撮影しただけでは埋もれてしまうような微小の温度変化を捉えることが可能です。また、同期の位相を変えることにより、温度の伝搬に依る遅れも加味した微小温度変化も捉えることができます。

同期方式は外部トリガ入力に依る撮影、またはカメラ側の撮影指示を外部トリガ出力の2種いずれも可能です。オプションのソフトウェア『IRBIS®3 active』を使用すれば、撮影条件の設定、撮影や記録、そしてデータ処理が行えます。

本用途に関する詳細ページ

imageir_電子部品(ロックイン測定前)

図a:IRBIS®3 active 電子部品ロックイン測定
分析前(異常は検出されない)

imageir_電子部品(ロックイン測定振幅イメージ)

図b:IRBIS®3 active 電子部品ロックイン測定
振幅イメージ

imageir_電子部品(ロックイン測定振幅live融合イメージ)

図c:IRBIS®3 active 電子部品ロックイン測定
振幅イメージと可視live画像の融合

適用アプリケーション例

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)などの樹脂の積層構造の把握、剥離の検出金属材料/部品の応力分析(航空機などの)ハチの巣型軽量構造物の内部構造や衝撃に対する調査電子部品の発熱解析はんだ付け工程のモニタリングソーラーセルの製造時品質検査

顕微サーモグラフィ

半導体チップやマイクロマシン等の非常に小さいエリアの温度分布を、非常に高速に且つ正確に測定します。オプションでマクロレンズや1~8倍の顕微レンズを各種選択可能で、最小1画素あたり1.3µmの解像度で対象を観察することができます。作動距離が30cmのレンズや固浸レンズもラインナップされており、さまざまな状況での測定に対応可能です。

imageir_基板(1x顕微レンズ)
図d : 1x顕微レンズで撮影された基板
imageir_基板(3x顕微レンズ)
図e : 3x顕微レンズで撮影された基板
imageir_基板(8x顕微レンズ)
図f : 8x顕微レンズで撮影された基板

適用アプリケーション例

電子部品の設計開発/品質管理(発熱解析・熱最適化)

スペクトラル・サーモグラフィ

赤外線領域は化合物の指紋領域ともいわれ、各分子固有の吸収スペクトルが複雑に現れる帯域です。光学フィルターを用いてある物質が特に赤外線を吸収する、または透過する波長領域に対して切り出しや除外(分光)を行うことにより、本当に測定したい対象を撮影することができるようになります。
ImageIR®の中赤外(MWIR)モデルは、ガラスやプラスチック、各種ガスの測定、またはそれらを透過しての測定においてよく用いられており、様々な波長の切り出しに対応できます。オプションで装備できる5 positionのフィルターホイールに異なるバンドパス・フィルタを設置して撮影すれば、マルチスペクトルの画像も取得できます。

imageir_煙突(フィルター有)
図g : ストーブ煙突の熱画像(光学フィルター無し)
imageir_煙突(フィルター無)
図h : ストーブ煙突の熱画像(光学フィルター有り)

適用アプリケーション例

ガラス/ガラス越しの測定炎/炎越しの測定プラスチック/プラスチック越しの測定ガス/ガス越しの測定

採用事例・アプリケーションノート

システムソリューション・パッケージ

専用ソフトウェア IRBIS®3ファミリー

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先進機能

ウインドウイング(標準機能)

imageir_window mode 測定エリアを制限することにより高速読み出しが可能となります。
例えば、ImageIR®4300/5300ではサブフレーム(1×16)モードで105kHzの高速撮影が可能です。
1/2サイズ、1/4サイズ、サブフレームなどの標準的なフレームサイズへの切り替えも簡単で、任意のサイズでの切り取りも可能です。

マイクロスキャン(オプション)

imageir_microscan マイクロスキャン専用のフィルターホイールを高速で回転させながら、入射光を半ピッチづつずらして4回撮影することにより4倍の高画素化をリアルタイムに実現。
ただ高画素化するだけでなく、処理上の1画素の大きさが1/4になり空間分解能が上昇するため、低ノイズでクリアな熱画像を撮影できます。もちろん、すべての画素でキャリブレーションされた正確な温度データの表示が可能です。

imageir_image with/without microscan左図はImageIR®でマイクロスキャン機能をONとOFFにして撮影した際の基板の写り方を比較したものです。(左側がOFF、右側がONです)
細部がクリアになり、まるで異なる構造のように見えます。
さらに良いのは、マイクロスキャンを使用していても高速で撮影が可能です。例えばImageIR®8300hpでフルフレームでの最速速度355Hzで撮影しているとき、専用ホイールが1分間に5,000回以上回転して支えています。速度を犠牲にせず撮影できることにより、温度が刻々と変化する測定対象や動きのある測定対象に対応することもできます。

対応モデル  ImageIR®8300hp (1280 x 1024)ImageIR®9400 (2560 x 2048)ImageIR®9400hp (2560 x 2048)ImageIR®9500 (2560 x 1440)ImageIR®8800 (1280 x 1024)

高速(ビニング)モード(オプション)

imageir_binning mode

4画素を1画素として読出すことにより3倍以上の高速撮影を実現。
画素数が減ることにより読み出しノイズが減少=S/N比が改善するため、温度分解能(NTED)が向上します。
ディテクタフォーマットは変わらないため同じ画角を維持して撮影することができ、通常撮影との切替もソフト上で簡単に行えます。

ハイスピードモードで撮影したはんだごて

対応モデル  ImageIR®9400hp (フルフレーム 180Hz→622Hz)ImageIR®10300 (フルフレーム 113Hz→400Hz)

MIT -マルチ露光時間(オプション)

imageir_multi integration time

異なる温度範囲でキャリブレーションされた複数の露光時間で撮影し、画像を融合することにより、最大16 bitの広いダイナミックレンジを実現。
リアルタイムで画像処理を行うため、温度分解能や撮影速度を犠牲せず撮影できます。手動でのキャリブレーション・ファイルの切替えが不要なので、短いスパンで温度が大きく変化する対象物の撮影に有効です。さらに、フィルターをセットすれば最大4つの露光時間を組み合わせることが可能になります。

HDR -広ダイナミックレンジ測定(オプション) NEW!

imageir_high dynamic range

マルチ露光測定だけでは対応できない大きな温度変化の測定に対応するオプションです。
高速フィルターホイールに設置した複数の減光フィルターを回転させながら、マルチ露光測定と組み合わせて測定することにより、さらにダイナミックレンジを拡張、最大1500℃の温度範囲で測定できます。
マイクロスキャンやMITと同様、高速フィルターホイールを使用するので温度範囲、スピード両方の要求を満たすことができます。例えばImageIR®8300hpでは、HDR機能を使用しながらフルフレーム(640 x 512)で最大350Hzの撮影が可能です。

HDR機能を使って撮影したろうそくの炎

対応モデル  ImageIR®8300hp

HighSense -カスタム温度範囲(オプション)

imageir_high sense

較正された温度範囲をベースに、任意の積分時間、または任意の温度範囲をソフトウェア上で設定することで測定範囲をカスタマイズできます。積分時間を指定すれば、測定可能な温度範囲を使用しているレンズや光学フィルタの情報も加味しながら自動で計算します。逆に、温度範囲(下限と上限)を指定すれば、適切な積分時間が算出されます。設定した温度範囲はソフトウェア上で保存、管理が可能です。
メーカーで再較正しなくとも、感度を優先する場面や、スピードを優先する場合など、測定時の状況に応じてフレキシブルに設定することができます。

対応モデル  ImageIR®8300hpImageIR®9400hsImageIR®9400ImageIR®9400hp

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オプション・アクセサリ

レンズ

様々な測定シーンに対応する、各種レンズをラインナップしています。

ImageIR® 10300
(1920 × 1536・10µm)
ImageIR® 9400
(1280 × 1024・10µm)
ImageIR® 7300/8300
(640 × 512・15µm)
ImageIR® 4300/5300
(320 × 256・30µm)
FOV(°)/IFOV(mrad)
広角レンズ f=12mm 43.6 × 35.5 / 1.3 43.6 × 35.5 / 2.5
標準レンズ f=25mm 42.0 × 34.2 / 0.4 29 × 23 / 0.4 21.7 × 17.5 / 0.6 21.7 × 17.5 / 1.2
標準レンズ f=50mm 21.7 × 17.5 / 0.2 15 × 12 / 0.2 11.0 × 8.8 / 0.3 11.0 × 8.8 / 0.6
望遠レンズ f=100mm 11.0 × 8.8 / 0.1 7.3 × 5.9 / 0.1 5.5 × 4.4 / 0.15 5.5 × 4.4 / 0.3
望遠レンズ f=200mm 3.7 × 2.9 / 0.05 2.7 × 2.2 / 0.08 2.7 × 2.2 / 0.15
撮影範囲(mm) / 分解能(µm)
マクロレンズ f=50mm 115 × 92 / 60 77 × 61 / 60 58 × 46 / 90 58 × 46 / 180
マクロレンズ f=100mm 96 × 77 / 50 64 × 51 / 50 48 × 38 / 75 48 × 38 / 150
顕微レンズ M=1x 19 × 15 / 10 13 × 10 / 10 9.6 × 7.7 / 15 9.6 × 7.7 / 30
顕微レンズ M=3x 3.2 × 2.6 / 5 3.2 × 2.6 / 10
顕微レンズ M=8x 2.4 × 1.92 /1.3 1.6 × 1.3 / 1.3 1.2 x 0.96 / 1.9 1.2 × 1.0 /1.9

代表的なフォーマットのモデルでの仕様のみ掲載しています。他のモデルについてはカタログをご覧ください。

ImageIR_SIL(固浸レンズ)

固浸レンズ

高画素・大判フォーマットのディテクタと高性能な顕微レンズを組み合わせることができるImageIR®シリーズでは、電子部品などの小さい測定対象をクリアに観察することができます。それでも、測定シーンによってはより高い分解能が求められることもあります。ImageIR®シリーズでは、固浸レンズを顕微レンズに装着することで、分解能を顕著に改善することができます。

対象顕微レンズ M=3xM=8x

電動フォーカス

ImageIR®シリーズでは、すべてのモデルに電動フォーカス機構を搭載できます。
カメラ側に電動フォーカス機構を搭載するためもちろんすべてのレンズで電動フォーカスに対応、リモートでも素早く正確にフォーカス調整が行えます。また、低コントラストでも適切にオートフォーカスが可能です。

フィルタ

光学フィルタの使用により、そのままでは視野範囲にある様々な物体、物質にまぎれて測定の難しい物体/物質を測定したり、ノイズとなる要素を低減、または除去することがます。

炎越しフィルタ 較正温度範囲 +175℃ – +1,700℃
炎測定用フィルタ 較正温度範囲 +150℃ – +1,700℃
ガラス越しフィルタ 較正温度範囲 +350℃ – +1,700℃
ガラス測定用フィルタ 較正温度範囲 +200℃ – +1,700℃
炭化水素(CH)系ガス測定用フィルタ お問い合わせください。
水蒸気フィルタ 較正温度範囲 +300℃ – +1,700℃
サンシールドフィルタ 較正温度範囲 +20℃ – +1,700℃

その他アクセサリ

電動フィルター・アパーチャホイール

スペクトラル(分光)撮影や各種先進機能に欠かせない電動フィルターホイールを2台搭載可能、最大25通りのフィルタリングの組み合わせでお使いいただけます。高速タイプも選択可能、各種フィルタも取り揃えています。

10GigEインターフェース

超高速データ転送インターフェースにより撮影速度、撮影データ転送距離、撮影データ転送容量がレベルアップ、測定の利便性が大幅に向上します。新モデルのImageIR®8300 hsでは、この10GigEインターフェースの活用によりフルフレーム1kHzの高速撮影と、10kmまでの長距離データ転送が可能になりました。

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With kind support of InfraTec GmbH (www.InfraTec.de)

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