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回転式分光フィルタ(400nm~14.3um)CVF/Circular Variable Filter

 

可視~遠赤外線まで(0.4~14.3um)

任意の波長が取り出せるバンドパスフィルタ

 

 CVF(Circular Variable Filter)は、可視~遠赤外線に対応した回転型の連続波長可変バンドパスフィルタです。

 扇型の基板上に、透過波長が連続的に変化するように干渉膜がコーティングされています。

 回転させることにより、様々な波長のバンドパスフィルタとして使用できます。

 透過する波長は、フィルタの位置(回転角度)に応じて直線的かつ連続的に変化します。

 可視~遠赤外線(0.4~14.3um)まで、幅広い波長をラインナップしています。

アプリケーション

  • 小型モノクロメータ
  • 分光放射計測
  • 顕微分光
  • 波長可変光源

 

  • CVFを測定の位置で固定し、任意の波長で測定
  • CVFを回転させて分光データを取得

特長

  • 可視~遠赤外(0.4~14.3um)に対応
  • フィルタ位置(回転角度)と透過波長が直線的に変化
  • 広範囲のブロッキング(0.1%以下)
  • 瞬時に波長を切替可能
  • リアルタイムの分光計測が可能
  • 光学アライメントが容易

仕様

  型式
CVF5a CVF5b CVF6 CVF1 CVF2 CVF3 CVF4
波長範囲
[nm]
400~675 650~950 900~1350 1300~2500 2400~4600 4300~8100 7700~14300
ブロッキング
[nm]
300~1150 300~1150 300~2600 1000~15000 1000~15000 1000~15000 1000~15000
半値幅(FWHM)
[%] ※1

 2

2 2 2 2 2

2

ピーク波長での
透過率
[%]

>45(450~600nm)

>15(上記以外)

> 35

>30

(1μm以下)

>50

(1μm以上)

> 50

> 50 > 50 > 50
ブロッキング帯の
透過率
[%] ※2
< 0.1 < 0.1 < 0.1 < 0.1 < 0.1 < 0.1 < 0.1

詳細はデータシートをご参照ください。仕様は予告無く変更する場合があります。

※1 半値幅は、ピーク波長に対する割合。透過スポット径2mm以下の時の代表値。CVF4の10umの場合、10um×1.8%=180nm。
※2    ブロッキング透過率は、ブロッキング波長での平均透過率。

アクセサリ

  • フィルタマウント(画像左)

 CVFを最大4枚搭載可能なフィルタマウント。

 

  • 回転用モータシステム(画像右)

 CVFを取り付けたフィルタマウントを取り付け、

 フィルタの回転・固定が可能なピンホールセット付きモータシステム。

 ピンホールセットはφ0.5mm、φ1mm、φ2mmのピンホールと2x6mmのスリットの4種類。ユーザーでの変更が可能です。

 ハイパーターミナルを用いてモーターを制御する方法説明と、モーターステップと波長の相関情報が付属します。通信はRS232で行われます。

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