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超小型視程計

霧・雨・雪、様々な気象条件下での視程(水平方向の見通し)計測が可能!

吹雪や大雨による視程障害が発生した時には、自動車を運転していたり屋外作業をしている状態では視界不良に陥り危険を伴います。
超小型視程計は軽量で小さく安価に視程を計測でき、気軽に視程状態をモニタリングできます。

デモ機の用意がありますので、まずはお気軽にレンタルからご相談ください。

カタログダウンロード

大分県別府市で発生した霧のモニタリングの様子

 弊社の超小型視程計(標準モデル)とwebカメラによるタイムラプス映像

 (提供:岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 大橋教授)

超小型視程計(標準モデル)スペック

 測定方式:後方散乱、 測定算出距離:20m~4km、 データ出力間隔:10分おきに30秒間測定

現在の札幌市街の視程とライブカメラ映像

 札幌市街に設置された超小型視程計(標準モデル)と、観測地点のライブカメラ映像

 (協力:株式会社M.C.S)

超小型視程計(標準モデル)スペック

 測定方式:後方散乱、 測定算出距離:20m~4km、 データ出力間隔:30秒間測定

アプリケーション

視程計製品ページ_高速道路イメージ

高速道路

・ 視程悪化時の警報や注意喚起システムの構築
・ 視程に応じて、照明や道路情報板の輝度調整

視程計製品ページ_建設現場イメージ

建設現場

・ 濃霧、吹雪などによる視程悪化時の、作業中止判断や警報システムの構築

視程計製品ページ_車両イメージ

車両搭載

・自動運転で利用するLiDARやその他センサへの環境(霧、雨など)による影響を評価

【道路情報板の輝度調整イメージ】

視程計製品ページ_輝度調整イメージ

センサーが視界の悪化を
感知すると・・・

見にくい表示の・・・

明るさを調整!

  • 簡易的な気象観測に
  • 濃霧発生時の警報発令等、交通関係の警報器などに
  • 道路上の視界良し悪しの判別
  • 山岳付近における視程のリモート監視

導入事例

吹雪時視程障害の自動検知による省人化に向けた取り組み

お客様 : 国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所 十和田国道維持出張所 様

モデル : MiniBSV

現状、一般道における視程の観測は道路上に設置されているカメラ映像を監視員が24時間監視することで行われています。
監視員はカメラ映像を見て視程障害の懸念が確認された場合には現地に赴き、状況に応じて通行止めや注意喚起などを行うため、カメラ映像の監視には常に人員を配置する必要があります。
本出張所では視程計導入によるこの業務の自動化を図り、効率化を目指しています。

視程計導入事例イメージ(十和田国道維持出張所様)

本件に関するプレスリリース全文(外部サイト) >

機械学習を用いた霧による視程変化予測を目指して

お客様 : 岡山理科大学  大橋 唯太 先生

モデル : MiniBSV

大分県の別府湾周辺では、100m先も視認できないほどの濃霧が度々発生し、東九州自動車道(湯布院~速見間)では視界不良による通行止めや速度規制が発生するなど、地域住民の生活に影響を及ぼしています。通行止めの時間は年間で350時間以上に上り、全国でワースト1位になります。大分県が2020年に実施した試算では、濃霧による通行止めの経済損失は年間1.8億円(10年平均)にもなります。
岡山理科大学では、視程観測を通して予測モデルを強化し、地域貢献へと繋げていくことを最終目標としています。

視程計導入事例イメージ(岡山理科大学様)

岡山理科大学様 導入活用事例 全文 >

特長

  • 24時間リモート監視
  • 小型軽量
  • 屋外設置を想定した堅牢なつくり

仕様

超小型視程計 <3モデル>

  • 標準・・・光学の測定方法を用いて、視程を算出する。
  • 10K・・・標準モデルの測定算出距離を10kmまでに拡張したモデル。
  • FAST・・・屋外用に比べ測定エリアや測定時間などが改良されたモデル。

 

パソコンに繋ぐだけで簡単視程測定。常設での使用はもちろん、小型軽量でお持ちのパソコンにデータ保存ができるため、持ち運びにも最適です。

 

小型で組み込みが簡易、かつ安価なので、霧検知・吹雪検知・豪雨検知などのシステム構築の際のセンサー部分として役立ちます。

 

視程計から発した光を空間に照射し、センサー付近に存在する散乱粒子(霧など)からの後方散乱光を検知し、視界がどれくらいあるかを出力するため、 センサー付近に障害物がないことが前提となります。

 

 

標準

10K

FAST(吹雪向け)

測定方式

後方散乱

測定算出距離

20m~4km

10m~10km

2m~1km

データ出力間隔

30秒

1秒

光源波長

850nm

光源出力

LED

Class 1M

寸法

(幅*奥行*高さ)

68x34x45 mm

重量

約170g

使用環境温度

-20 ~ +50 ℃

電源

DC12V

電力消費量

50mA以下

データ出力

RS232デジタル出力(アナログ0-5V出力も一部可能)

製品マニュアル

MiniBSV-標準モデルマニュアル(日本語版)ver1.2

MiniBSV-10Kマニュアル日本語版ver1.4

MiniBSV-FASTIndoorモデルマニュアル(日本語版)ver1.1

デモ機有無

在庫販売

※ 仕様は予告なく変更される可能性があります。
※ 一部製品写真で固定治具(ブラケット)がPMMAプラスチック製になっておりますが、現在実際の製品ではステンレス製となっております。

視程計の使用について

本視程計のご使用には、以下の2機器のご準備が別途必要です。

① DC12V給電可能な電源

② データロガー

視程計ご使用に必要な機器_説明イメージ

電源、データロガーともに弊社からもご用意可能です。ご相談ください。

視程計で測定したデータについて

配線について

弊社の視程計は、基本的には配線切りっぱなしの状態(下記表の①)で納品されます。ご希望のお客様には、電源ソケットやUSBコネクタへの配線を行った状態(下記表の②)での納品も承っております。

① 配線処理なし

② 配線処理あり

視程計通常納品形態画像_配線処理なし 視程計オプション納品形態画像_配線処理あり
視程計配線情報(表)

【電源】

AC100/DC12V変換電源アダプタ

【通信】

デジタル: USB出力 or D-Sub9ピン出力

※両方のコネクタ接続も可能

アナログ: デジタルと同時出力可

レンタル

AC100Vのコンセントだけを用意すればその場で視程測定が開始できます!

 

レンタルについての詳細はこちら

 

レンタルのスケジュールに関してはお気軽にお問い合わせください。

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