視程計で測定している「視程」。
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、一般的な表現だと「見通し」や「視界」と呼んだ方がなにを意味しているのか分かりやすいかもしれません。
霧が立ち込めてきたり、吹雪などで前が見えづらい状態を「視界不良」や「視程障害」、「ホワイトアウト」と呼んだりしますが、視程計はまさにそのような「視界不良」という状態を、どれぐらい先の距離までしか見えない状況なのかを具体的な数値として計測する測定機になります。
では、なぜ視程を測る必要があるのでしょうか。
今回は、実際に視程計を活用して視程を測定している岡山理科大学の大橋唯太先生にお話をお伺いし、視程を測定する必要性やそのメリットについてご解説頂きました。